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2007年04月14日

メタボリックシンドローム 肥満の予防について

このコーナーは産経新聞2003年4月に連載されたものを転載しています。

肥満の予防
 肥満の予防が健康への近道のようです。肥満と健康を研究している日本生活習慣病予防協会の池田義雄理事長に聞きました。

肥満はどうやって予防したらよいのでしょう
 「まず、自分が太りやすい体質かどうかを『肥満体質のチェックリスト』で知りましょう。あてはまる項目の点数を加算してください。(1)両親あるいはそのいずれかが太っている=3点(2)幼小児期に太っていた=2点(3)血縁に糖尿病、高血圧、心臓病(狭心症など)あり=1点(4)脂っぽいもの、甘いものが好き=1点(5)間食、夜食、ドカ食いが多い=1点(6)ビール党一点(7)車が足がわり(運動嫌い)=1点。6点以上が肥満になりやすい体質です。(1)〜(3)は遺伝関連なので、特に(4)〜(7)の生活習慣を改善して、肥満を予防してください」



ほかにもありますか
 「食べ方もポイントです。一口食べたらはしを置き、20回以上できれば50回かんで、ゆっくり食べることが大切です。満腹中枢が作動されやすく、少量で満足が得られます。歯応えがある、かさがある、かまないと食べにくい食品を上手にとってください。低エネルギーのコンニャクやきのこ、海藻もよいでしょう」
体脂肪がつきにくい油も市販されていますね
 「肥満が気になる、肥満気味の人は使ってみてもよいかもしれません。ただ、忘れないでほしいのは、この油を使ったとしても、脂肪がつきにくい体になるわけではなく、食べ過ぎれば太るということ。このような商品を知って、肥満を自覚し、食習慣を改善して、健康を気遣うといった健康行動はとても大切ですが、肥満が気になるなら、まずは現在の油脂量を減らしてみてください」

では、効果的なダイエット方法はあるのですか 「近道はありません。食べ過ぎずに、体を動かし、生活習慣を改めることです。ダイエットは『読み、書き、そろばん』だと覚えてください。『読み』は肥満の正しい知識を得て、新商品が出たら自分に必要かどうかを判断する。『書き』は食べた物と量を記録する。体重も量るだけでなく書くこと。『そろばん』で、ゼロに戻すことをご破算というように、不健康な生活習慣をご破算にする、リセットして改めましょう。ただ単に口で食べるのではなく、頭で考えながら食べ、肥満を防いで、健康を維持してください」
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