このコーナーは産経新聞(2003年4月)に連載されたものを転載しています。
生活習慣病、健康と休養について
健康を維持するためには、体を動かすだけでなく、休養も必要です。日本生活習慣病予防協会の池田義雄理事長に聞きました。
休養といっても、どうすればよいのでしょう
「やはり睡眠が大切です。今年3月に『健康づくりのための睡眠指針』、快適な睡眠のための7箇条が策定されました。
(1)快適な睡眠でいきいき健康生活
(2)日中の元気はつらつが快適な睡眠のバロメーター
(3)快適な睡眠は自ら創り出す
(4)眠る前に自分なりのリラックス法
(5)目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
(6)午後の眠気をやりすごす
(7)睡眠障害は専門家に相談の7つです」
睡眠のほかに、休養のとり方はありますか
「ストレスの解消ですね。特に“A型性格”の人は要注意。Aはaggressive(攻撃的、積極的の意)の頭文字で、何事にも突き進み、競争意識や責任感が強く、短気で完全主義な性格です。仕事のやりすぎや暴飲暴食などでストレスがたまり、高血圧や動脈硬化になりやすく、突然死につながることもあります。こうならないために、ストレス防止8箇条を守ってください。(1)独り暮らしは避ける(2)ハードスケジュールを避ける(3)生活の変化に気をつける(4)頭痛などの症状が現れたら、状況などを書き留めておく(5)毎日30分以上運動をする(6)物事はポジティブに解釈する(7)笑う(8)性生活を疎遠にしないです。また、2時間仕事をしたら10分休憩する『2時間10分法』も勧めます。仕事を忘れて楽しいことを思い浮かべ、気分転換しましょう」
食生活はどうですか 「腸管免疫系の働きを高め、ストレスに負けない体を作りましょう。バランスの良い食事はもちろん、食物繊維を重視し、ヨーグルト、オリゴ糖、納豆、野菜、海藻類などで腸内細菌を健全な状態に維持してください」






